壁との取り合いの違いと見た目の違いがあります。
見切枠とは、枠の木口に溝が掘ってあり、その溝にL型の見切を差し込んで壁との取り合いを納める枠のことです。他社ではケーシング枠と呼んでいるものと同じものです。
見切は差し込み部分の長さが5種類(見切b/c/d/e/f)あり、壁厚に応じて納めることが可能です。(見切aは2×4用)
枠の見た目としては、2段に段差の付いた形となります。
これに対し、固定枠とは板状の枠を取り付けするもので、枠の見込み寸法が決まっています。通常、壁厚に対して枠の出寸法(チリ)を12mm程度取ります。
例えば、壁厚75mm(スタッド50+石膏ボード12.5mm両面張り)の場合は固定枠90mmを使用します。
見た目としては、板状の枠が付いてるだけなので、すっきりとしたシンプルな仕上がりです。
見切枠の納まり 固定枠の納まり
