「イ草おもて」は、一般的に天然素材のイ草を染土と呼ばれる粘土質の土を泥状にしたものに浸し、乾燥させてから、畳おもてに織り込んだものです。この染土により、畳独特の光沢や風合い、香りが生まれます。ただし、長く使う間に染土が落ちて、緑の新畳が黄色っぽい色に変色していきます。
一方、「ダイケン健やかおもて」は機械すき和紙を紙縒り(こより)状にして、1本1本樹脂コーティングしたものを、畳おもてに織り込んだものです。
この樹脂コーティングにより、耐磨耗性能や耐汚染性能がイ草おもてよりも優れます。
また、「健やかおもて」は紙自体に色が付いているため、変色が起こりにくい製品です。さらに、紙に着色できるため、豊富なカラーをご用意しています。