筋かいに干渉せずに、かべ大将を設置できる場合は可能です。
筋かいは壁厚方向の中心ではなく、手前または奥側のどちらかに施工されています。筋かいが、かべ大将を施工する側から見て手前にあった場合は、同時に施工することはできません。奥にあった場合は、横桟と横桟受け金物とそのビス頭を含めると、厚みは30mm強なので、大壁仕様の施工は可能です。
ただし、パネルの左右または片側が間柱の場合、間柱に添え柱を付けて90×90mm以上の断面にする必要があり、筋交いも添え柱をした間柱も欠きこみができませんので、筋交いとの併用はできません。
真壁の場合はパネルの厚さとチリを考慮すると、筋かいの厚みや壁厚によっては施工できない可能性があります。