以下の手順で、扉の取りはずし、取り付け、調整ができます。
安全上のご注意(必ずお守りいただきたいこと)
扉の転倒に注意してください。
床にキズをつけないようにマットを敷くなど注意が必要です。
扉の取りはずしや取り付けの際は、指はさみに注意し、しっかり保持してください。また、周囲に小さい子供がいないか、よく確認してください。
扉の転倒を防ぐため、作業は2人で行うことをお勧めします。
扉を立てかけたままにすると、扉が倒れてケガや破損の恐れがあります。速やかに取り付け直してください。
扉の取り付け後は、取り付けが確実であることを確認してください。不完全な場合、扉の脱落の原因になります。
◆ 上吊車の形状
・扉上部の側面に吊車がある
◆ 扉のはずし方
1 扉を開放する(フリー扉にする)
扉を折った状態で、扉上部を横方向に強く引っ張ると、仮固定ストッパーがはずれて、上側がフリーになります。
2 吊車をはずす
①吊車上部のレバーを引き上げる
②扉を吊車から引き抜く
●吊車は扉の戸先と戸尻の両側にあります。両方の吊車をはずしてください。
吊車を引き抜くと扉が下がります。しっかり支えてください。
3 扉を2つ折りにし、扉本体を少し持ち上げ、ガイドローラーを引き抜く
●扉がはずれます。
●ガイドローラーが引っかかってはずしにくい場合は、吊車の調整ビスで扉を上に調整してからガイドローラーを引き抜いてください。
◆ 扉の取り付け方
1 下レールにガイドローラーを落とし込む
下レールレスの場合
ピボット受にガイドローラーを落とし込んでください
2 吊車を扉ではさみ込み、扉を持ち上げて、扉を吊り込む
●吊車の本体部が回転してしまう場合は、吊車の調整ビスを回して上に調整すると、扉を仮固定できます。
3 扉を固定する
●扉を縦枠側へ「カチッ」と音がするまで押し込んでください。
注意:必ず吊車がしっかりとはめ込まれていることを確認してください。不完全な場合、扉の脱落の原因になります。
◆ 取り付けたあとの調整の仕方
扉の上下調整・傾き調整
2枚の扉高さに段差がある場合 1枚の扉の左右の高さがそろっていない場合
調整方法
扉裏面上部の吊車の調整ネジを回すことで、扉を上下させて調整できます。
調整にはサイズの合った手回しプラスドライバーをご使用ください。
端扉の傾き調整(下レールレスの場合)
ピボット受け金具を調整することで、扉の傾き・前後の調整ができます。
調整にはサイズの合った手回しプラスドライバーをご使用ください。
ストッパーのキャッチ力が弱い(下レールがある場合)
枠が傾いていると、キャッチ力が弱くなることがあります。ストッパーのつめを折って枠に寄せ、キャッチ力を強くできます。
1 マイナスドライバーで、ストッパーのつめを折る
2 ストッパーをレールに沿って縦枠に押しあてる
3 扉の傾き調整を行う
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折戸のはずし方と取り付け方【2010年11月~2014年6月】